コンセプトまでの過程

日本茶離れが叫ばれる昨今、急須に入れてお茶を飲まなくなった人々に対して、どのようなアプローチをしていくか。また、今後の店舗展開や海外進出までのビジョンを含めた方法を模索する必要がある!
〈業界分析〉お茶屋さんでお茶を買うという習慣がなくなりつつある現代。中高年のリピーターがお客様層という既存店の現状に対し、どう差別化を図るかがポイント。
〈業界既存店の特徴〉お茶を種類や価格別に販売する従来のスタイルとは違う切り口で販売を行えば、他店との差別化が見込める。
新築マンションのモダンなデザインに対して、どのように「和」のテイストを取り込むか、店舗のコンセプトや販売方法をどのようにインテリアで表現するかがポイント。また、店舗内の狭さを少しでも広く感じさせる内装の工夫が必要!
今までのお茶屋さんとの決定的な違いを出すため、九州各県のお茶を取り揃え、県ごとにカテゴリー分けをした販売方法を採用。九州7県の全てのお茶が揃っている事を強くアピールし、九州県外だけでなく海外での販売も視野に入れた店作りを行う。

コンセプトである「そこで買う事を誰かに
自慢したくなるようなセレクトショップ」
にするためには…

[1]安心・安全でありながらも、こだわりやセンスが感じら   れる商材の開発。
[2]従来のお茶屋さんにはないステイタスを感じられる店舗   デザイン
[3]従来のお茶屋さんにはない販売方法の確立
[4]お茶に興味がない方にも興味を持ってもらえるような
   パッケージの考案と商品セレクト
[5]関東や海外での販売を視野に入れたブランディング
以上5つの課題をクリアできる
コンセプトが必要となる。
既存のお茶屋さんの状況を良く知ることで課題が見えてきます。アンテナをしっかりと張り巡らせ、一つでも多く拾い出そう。
従来のお茶屋さんとどう差別化するかがポイントね。
飽和状態の業態だからこそ、他店と同じ取り組みをしたり、価格競争をしたりするのではなく、選ばれるためのコンセプト設定が必要です。他にはないオリジナル性をどれだけアピール出来るかが成功の秘訣です。

お茶を飲むってかっこいい、お茶を贈りたいと思ってもらえるような「雑貨屋さん感覚で気軽に立ち寄れる店舗」

県別でお茶・お菓子・茶器が揃う、九州全県にお茶の生産地があるという強みを全面に押し出した販売方法。

20代〜30代の女性がターゲットの
今までにないおしゃれなお茶屋さん

それが「151E」
この戦略から導き出された展開をさらに紹介